倶知安町概要

ニセコ不動産の高騰、ニセコ人気が話題になっていますが、ニセコスキー場で最も人気のあるエリアは、比羅夫地域となります。
もちろんニセコで最も不動産価格が高騰しているのも比羅夫地区。
この比羅夫はニセコ町ではなく、倶知安町にあり、同じくHANAZONOと呼ばれる花園スキー場も倶知安町にあるのはご存知の方も多いでしょう。

国土交通省の路線価発表で、最も上昇率が高く全国で4年連続1位となっているのは、ここ倶知安町の不動産です。

ニセコ不動産の人気は、他でも紹介したようにアジアにおいて最も知名度を有したスキー場がニセコとなり、同時に世界中からのスキーヤー、スノーボーダーが押し寄せる構図が後押しとなっているのですが、それは同時にスキーをはじめとするウィンターシーズンの就労人口の人口の増加も忘れてなならないところです。

ニセコを取り巻く地方自治体で最も人口が多いのが、倶知安町であり同時に生活インフラが最も整っていることを表します。
現地で働く労働人口の多くが、ここ倶知安町に住まいを置き生活の拠点としている背景があるのです。

また近年ではニセコを中心に大型リゾート開発や、ホテル開発が進み、これらの建設現場の拠点となるのも倶知安町です。

このような開発は雪深い北海道では、夏場ででしか現場を稼働させれないこともあり、ウィンターシーズンだけでなく、夏場のシーズンも建設現場需要で倶知安町のアパート類、民宿などは高稼働なのが実情です。

また北海道、ニセコ付近に魅せられて移住する外国人も少なくありません。
ニセコ、ルスツ付近の不動産で人気があるのは、羊蹄山が見える景観が一つの条件にもなっているのは、このような背景からでしょう。

以下は倶知安町、ニセコ町、留寿都村を比較した居住人口です。

倶知安町に関しては人口増加率が著しく、人口増加率が2015年は0.06%増、2016年は1.48%増、2017年には2.55%増と3年連続で人口増を記録して、人口増加率2017年度は全国で1位を記録しています。

これらを牽引しているのがニセコスキー場でしょう。
ニセコの不動産の価格上昇はこのように周辺エリアからの底上げもあってのことなのです。

周辺エリアの人口増加を見てみると、これもまた増加しています。
ですが、以下の地方自治体は増加が見られる地域で、参考までに人口数の2017年度のものを比較させています。

ニセコ不動産が高騰したメカニズム

本来なら寒村の倶知安町、ニセコ町などが、全国でもトップクラスの不動産価格の上昇を見せたのは、他に類のないメカニズムが隠れています。
第一にこのエリアの人口増加率は日本人ではないことが挙げられます。約半数がオーストラリア人と欧米人で構成されていることです。

ニセコに乱立する高級コンドミニアムやホテルの多くはオーストラリアをはじめとする外資系が所有者であり、開発しているのも販売しているのも同国をはじめとしたディベロッパーとなります。
彼らは日本国内で不動産をプロモーションを行って販売するのではありません。自国オーストラリアをはじめニュージーランド、カナダ、米国、シンガポール、香港での販売がメインで、彼らの持つ顧客層も同国のアッパーミドル以上の所得層から富裕層、超富裕層であるのが大きな特徴と言えるでしょう。これを引き込んでいるので、国内需要とは歪な構図で成長を続けているのです。

これらのコンドミニアムをはじめとするニセコ不動産の販売プロモーションは海外でニセコの知名度を大きく上げたののもありますし、また同時に日本国内での集客ではなく、彼れが自国やそれぞれの企業が持つマーケットである海外からの集客に集中しているのが、左右したと言えるでしょう。

もちろん倶知安町だけでなく同じ現象が、ニセコ町、留寿都村、洞爺湖などでも広域でみらえるのが北海道の中でも大きな特徴です。